古典読書術 ハードルが高い「古典」を読む3つの方法【 小倉広メルマガ vol.245 】

古典読書術 ハードルが高い「古典」を読む3つの方法【 小倉広メルマガ vol.245 】

ハードルが高い「古典」を読む3つの方法

40歳前後で壁にぶつかった。仕事の壁。プライベートの壁。人間関係の壁。
「神様は同じ宿題を出し続ける」という。もう逃げちゃダメだ。ここで向き合わなくちゃ。そう思った。

直感で「古典」に学ぶしかない、と思った。これも「神様からの宿題」。ずっと逃げ続けてきた古典に向き合うチャンスだ。きっと壁の超え方は古典に書いてある。逃げずに読むんだ。

しかし、一人ではハードルが高くて乗り越えられない。そうだ。仲間を募ろう。仲間と一緒なら読むことができる。そんな不純な動機で始めたのが人間塾。生き方、人間力を古典に学ぶ参加費無料の読書会だ。

お陰で古典を読むことができている。最低月に1冊。興味があれば関連書を読む。これまでに49回人間塾を欠かさず続けてきた。「人間塾のお陰で、自宅の本棚にズラリと古典の名著が並び、本棚がとても高尚で立派になりました!」冗談交じりに塾生がよくこんなことを話してくれる。

そんな人間塾を題材にした「古典読書術」の本が3月2日に発売される。「ブレない自分をつくる『古典』読書術」(日刊工業新聞社)だ。
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今日は、その新刊の中に書いてある「ハードルが高い『古典』を読むための3つの方法」について語ろうと思う。

1つ目は「読書会」などのコミュニティーに参加する

そう。ハードルが高い古典を読む方法の1つ目は「読書会」などのコミュニティーに参加する、というものだ。

もちろん、見ず知らずの会に飛び込むのは勇気がいるだろう。しかし、肌が合わなければ次から行かなければいい。別に取って食われるわけじゃなし。一度、興味がある会に参加してみてはどうだろうか。もちろん、人間塾は誰にでも広く門戸を開いている。まずは課題図書のリストを見たらいい。それで大体、その会の雰囲気もわかるだろう。

2つ目は、小説やマンガから古典オリジナルへと入る

2つ目の方法は、小説やマンガから入る、というものだ。バカにしてはいけない。十分にハイレベルなものがたくさんある。そして、この小説やマンガを足がかりにして、必ずやオリジナルにもチャレンジしてほしいと思うのだ。

人間塾ではこれまでに小説の「論語物語」下村湖人著 を読んでから、オリジナルの「論語」に挑んだことがある。お陰様で塾生には大変好評だった。

私はどちらかというと本格派を好むため、これまで無理してオリジナルから読み始め、ことごとく挫折を繰り返してきた。恥ずかしがらず、邪道だ、などと気張らず、心を柔らかくして、マンガ版や小説版を読んでからオリジナルにチャレンジする。これが2つ目の方法だ。

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3つ目は、現代古典(昭和の第二次世界大戦以後に活躍した著者の著作)もしくは古典が紹介されている雑誌から読み始める

3つ目の方法は、現代古典(昭和の第二次世界大戦以後に活躍した著者の著作)もしくは古典が紹介されている雑誌から読み始める、というものだ。

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私はかつて、ジャズと映画を語れる渋い大人になりたくて、大学生の頃にゼロから学び始めた。どこから学べばいいか、さっぱりわからなかった時に役立ったのが、本格派の雑誌、スゥイング・ジャーナル(ジャズの専門誌)とリュミエール(映画の専門誌)だ。そこに書いてある印象的な作品を片っ端から聞く。そして、好みを見つけていくのだ。また、「ジャズ名盤100」「映画名作100」のようなガイド本も役に立った。それらをガイドにしながら、自分にあったものを探していく。そうして、私はジャズと映画をいっぱしに語り、楽しめるようになったのだ。

それと同じことが古典にも言えるだろう。古典を学べる本格派の雑誌といえば月刊「致知」に尽きるだろう。人間塾の仲間たちで定期購読してい者も多い。ここに出てくる古典でピンとくるものがあったら読んで見る。そんな使い方ができるだろう。

また「好きな人の好きな人は好き」という法則もある。それに習うと「師匠の師匠は師匠」となる。つまり、たとえば私が敬愛する、現代古典、昭和の哲学の巨人森信三先生が愛した師匠を読めばまず間違いはない。「師匠の師匠は師匠」だからだ。たとえば、森信三先生が愛した吉田松陰、西郷隆盛、二宮尊徳、石田梅岩、西田幾太郎などを読めば、外れることは決してない。その意味でも、古代〜近代までの古典にいきなりチャレンジするのではなく、昭和の本格派古典から読み始め、その師匠をたどっていく、という読み方も有効だろう。

今日は、人間塾からの初の著作であり、私の新刊でもある「ブレない自分をつくる『古典』読書術」から、古典を読むための3つの方法をお伝えした。最後に同書の帯に書かれたキャッチフレーズをお伝えして筆を置きたい。

「ビジネス書を10冊読むなら、古典を1冊読め」

なお、最後の最後にもう一つだけお知らせを。これまで私が人間塾で学んできた60冊の古典のエッセンスをギュッと絞って、わかりやすく動画視聴やディスカッションワーク入りの研修プログラムにしたものに「人生学」2級、1級がある。→ http://www.ningenjuku.net/about-2/

年に2回だけ開催する、小倉広自身が講師となり開催する人生学2級、1級が、次回は3月19〜21日の3連休に開催される。
人生学2級 講師:小倉広 3月19日(土)開催

人生学2級&1級パック(割引あり) 講師:小倉広 3月19日(土)20日(日)21日(祝)

古典60冊のエッセンスをまとめて学ぶ、人生学2級、1級もご覧になってみてください。では。また次回をお楽しみに。
論語古典写真

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